パワーストーン・天然石の意味 シトリン

パワーストーンは見ていると穏やかな気持ちになるものもあれば、凛とした清々しい気持ちになるもの、また元気がでてくるものなど石によって様々です。

自分の気持ちにマッチしたパワーストーンを選びたいですね。

クリスタルの中に黄水晶と呼ばれるシトリンという石があります。

太陽の光をクリスタルにぎゅっと凝縮したような明るいイエローの美しいシトリンはどんなパワーストーンなのでしょうか。

ここではシトリンの石の意味や鉱物データ、取り扱い方法をお伝えします。

シトリンとはどんなパワーストーンなのか？

１．石の意味

１－１　豊かさの石

豊かさと繁栄の石といわれています。

商売の石として事業を始める人や拡大したい人に人気のパワーストーンです。

仕事運・金運のブレスレットを好む男性に人気がありますがシトリンは物質的な豊かさだけではなく、心の豊かさも実感させてくれるでしょう。

自分にないものばかりを探し「こうなりたい」と願うのではなく、今あるものの幸せをかみしめるうちに心が豊かになっていきます。

現実的な豊かさと心の豊かさのどちらも手に入っているイメージをしてシトリンを身につけるといいでしょう。

１－２　活力の石

太陽のようなエネルギーを持つと例えられるシトリンは自信にあふれ希望を持って、はつらつと前に進むようサポートしてくれるといわれています。

日頃からネガティブな気持ちに向かいやすい人は無理にポジティブになろうと自分の心に蓋をしてしまいがちですが、ネガティブな自分を優しく受け入れて認めた上でそっとシトリンに触れてみてください。

明るいエネルギーのシトリンは貴方のペースに合わせて心の蓋を開き、自分らしく表現できるようサポートをしてくれます。

無理矢理つくる明るさではなく、心がふっと軽くなるような自分から上を見上げて朗らかな気持ちになるような本来の貴方の姿を引き出してくれるでしょう。

心と体は連動しています。

心が明るくなることで体もパワーがみなぎることでしょう。

充実した毎日を過ごしたい方におすすめのパワーストーンです。

１－３　ヒーリングの石

誰しもうまくいく時もあれば低空飛行の時もあります。

もやもやとして波立った感情になった時にシトリンを持つと心が落ち着き、冷静な判断力で乗り切ることができるでしょう。

ストレスを抱えたまま、心に負担をかけてばかりいると自分本来の力が発揮できず余計にもやもやしてしまいます。

ヒーリング力の高いシトリンは蓄積してしまったストレスを和らげて心身のバランスを安定させるサポートをしてくれます。

また他人から受けてしまったマイナスエネルギーをシトリンの清らかなエネルギーで洗い流し、心静かに落ち着かせてくれることでしょう。

心が穏やかでいられると周りの人とのコミュニケーションもうまくいきますので、人間関係がうまくいっていない人にもおすすめします。

２．言い伝え

ヴィクトリア時代のイギリスでシトリンを宝石の「トパーズ」として販売されていました。

トパーズは産出量が少なく高価でしたがその美しい黄金色が人々を魅了し瞬く間に大流行しました。

しかしそれはトパーズとは違う石だとわかり後にシトリンと名付けられました。

シトリンの色が「シトロン」という果実に似ていることが「シトリン」の語源です。

３．鉱物データ

和名　　黄水晶
英名　　Citrine
色　　　黄色、帯褐黄色
硬度　　7.0
組成　　SiO2
結晶系　六方晶系
比重　　2.65
主要産地　ブラジル、インド、チリ、スペイン、 マダガスカル、ロシア

４．お手入れ・浄化方法

１．水晶クラスター
２．ホワイトセージ
３．月光浴
４．流水

太陽光に強くありませんので長時間の直射日光は避けた方がいいでしょう。

お役立ち記事：『パワーストーン・天然石のお手入れ　７つの浄化方法』

まとめ

明るいイエローが太陽の光に例えられる１１月の誕生石シトリン。

金運アップとして有名ですがそればかりではありませんでしたね。

自分のペースで徐々に活力を上げていき現実的な豊かさと心の豊かさを手に入れるお手伝いをしてくれる頼もしいパワーストーンです。

心が豊かになればお金だけではなく仕事や人間関係もうまく回り始めることでしょう。

水晶の効果もありますので余計なエネルギーを受けないようにする邪気除けや自分自身の浄化の効果も期待できます。

シトリンと上手に付き合って心豊かな潤いのある生活を手に入れましょう。