パワーストーン・天然石の意味 アクアマリン

アクアマリンは爽やかで優しい雰囲気が人気の３月の誕生石として名高い天然石です。

アクアマリンはどんな意味のあるパワーストーンなのでしょうか。

ここではアクアマリンの石の意味や鉱物データ、取り扱い方法をお伝えします。

アクアマリンとはどんなパワーストーンなのか？

１．石の意味

１－１　癒し

日々の喧騒から少し離れてゆっくりと波に揺られるような安らぎと穏やかな癒しをもたらしてくれます。

過去の傷からくる不安を手放し、今のこの瞬間、深呼吸をして身を委ねると見失いそうになっていた自分を取り戻し、心の中が清々しく感じることでしょう。

自分の心が癒されると周りに対しても優しい気持ちで接することができますのでコミュケーションもスムーズにできるようになります。

パートナーと喧嘩をしてしまった時やお子さんに厳しく言いすぎた時、仕事できまづくなってしまった時など関係を修復するきっかけを与えてくれるでしょう。

人と人を調和させるパワーストーンです。

また他人から受けてしまったマイナスエネルギーや自分の中でくすぶっているネガティブな思いをアクアマリンの清らかなエネルギーで洗い流し、波立つ感情を静かに落ち着かせてくれるサポートをします。

気持がもやもやして落ち着かないときに身につけると効果を発揮することでしょう。

１－２　旅のお守り

アクアマリンは海との関りが深く古代から航海安全のお守りとして大事にされてきました。

また豊漁を祈願するお守りとしても使われ富をもたらす石といわれています。

守られながら富を生み出すお守りなので今では船乗りだけではなく水に触れる様々なお仕事の方に人気があるパワーストーンです。

また旅行や出張、遠征などいつもの場所から離れる時にも身につけておくと不慮の事故や災害から身を守ってくれるといわれています。

自分だけではなく大切な人が出掛けて行くときのお守りとしてプレゼントされるのもいいですね。

１－３　幸せな結婚

幸せな結婚を象徴する石といわれています。

人生という長い旅路を一緒に歩むパートナーと引き合わせてくれるといわれています。

運命の出会いがもたらされ見える景色が色づき始める最高の瞬間です。

清々しいブルーを見ていると気分も良くなり心の中もすっきりとしますので引き寄せが早まるのかもしれません。

恋人同士には未来の約束を、結婚している人達にはその生活を守るお守になります。

アクアマリンは別名「天使の石」。

幸せを心から信じる人を祝福するパワーストーンです。

２．言い伝え

アクアマリンという名前はラテン語で『アクア』は水、『マリン』は海という意味から由来しています。

ギリシャ神話では、セイレン（海の精）の宝物が浜辺に打ち上げられたのがアクアマリンだとされていました。

アクアマリンが砂浜に散らばる景色はどんなに美しいものだったのでしょうね。

またフランス王妃マリーアントワネットはダイヤと共に愛した宝石であると伝えられています。

中世ヨーロッパでは夜の照明にアクアマリンが当たるととても美しく輝くので夜会用の宝石としても好まれていました。

古代ローマでは月の女神『ディアナ』の石とされています。

『ディアナ』は勇敢で活動的な女神で太陽神"アポロン"の妹であったと伝えられています。

３．鉱物データ

和名　　藍柱石（らんちゅうせき）・藍玉（らんぎょく）
英名　　aquamarine
色　　　青色・青緑色
硬度　　7.5～8（硬め）
組成　　Al2Be3[Si6O18]
結晶系　六方晶系
比重　　2.63～2.83
主要産地　ブラジル、ロシア、ナイジェリア、マダガスカル、パキスタン、インド、アフリカ（モザンビーク）

４．お手入れ・浄化方法

１．水晶クラスター
２．ホワイトセージ
３．月光浴
４．流水

硬度が高く耐久性に優れていますので気軽に身につけることができるパワーストーンです。

お役立ち記事：『パワーストーン・天然石のお手入れ　７つの浄化方法』

まとめ

太陽の光が当たる美しい海を凝縮したようなアクアマリン。

暗い夜の海でも希望の光を照らし出し行き先を教えてくれる頼もしいパワーストーンです。

静かに癒やされたい時、幸せな結婚を望む時、旅行に行くときなどに身につけるとお守りになります。

爽やかで明るい色味のアクアマリンを身につけて日々の生活を軽やかに楽しみましょう。